バランサー(逆すすきのスタイル)

友達に聞いた話。

 

この間、ススキノのキャバクラに行ったそうな。

 

北海道のキャバクラは東京で言う所のオッパブらしいですね。

 

50分4000円。50分の間に2人の嬢が交代で接客をしてくれる。

そして、時間内に「ダウンタイム」と言うのが一度あり、店内の照明が全て落ちる。その間はおっぱい生で触り放題。

 

 

友達は24歳の男。

 

席に座ると、その店のコンセプトなのかワイシャツ姿の可愛らしい女の子が着席。

 

「可愛いなぁ」と思いながら10分ほど会話をしていると、すでに交代の時間に。

 

すると、その嬢から「本当にその子と飲みたいと思ったら、指名した方が良いよ!」との助言があったらしい。

 

友達は、そのアドバイスを「へぇ、そうなんだ〜」くらいにしか思わなかったそうで、そのまま嬢をバックヤードへ返してしまった。

 

 

 

 

少しして、2人目の嬢が来た。

 

 

 

 

その大きさたるや!!!

身長170cm台、体育会出身の彼よりも大きな女性が来た。

彼曰く「横にも前後にもデカイ」

推定90キロは堅い。

 

 

会話を始めるが、内容が下品そのもの。(まぁ、そもそもそういうお店なんだけど)

 

いわゆる「ガハハ笑い」、逆に股間を触ってくるなど、なかなか圧倒されたそう。

その時点でテンションはダダ下がり。

 

 

すると急に店内の照明が落ちた!

ダウンタイム、スタート!!

 

本来、ダウンタイムは嬢が男の上に乗り、男が一心不乱に乳を揉みしだく、という時間なのだが、

 

どうやら嬢の方から、「体重が重いから、上に乗って」と提案されたそう。

 

彼は仕方なく、嬢の上に乗り、モチベーション0で胸を揉んだらしい。

 

いや、そんなオッパブ体験談初めて聞いたわ!!

後ろ姿情けなかったろうなぁ〜〜

 

 

店を出て、トボトボすすきのの街を歩いているときに、ふと気づいた。

 

1人目の可愛い子のアドバイスってそういう事か!!

 

「私の後、エグいの来るんだけど大丈夫?!?!私じゃなくて良いの?!」って事だったのかーーーー!!!

と気づいたらしい。

 

さすが、すすきの。ビジネスだねぇと思った。

 

 

 

と、ここまでの話をオッパブから帰る途中の彼から電話で聞かせてもらった。

 

彼は憤っていたし、落ち込んでもいた。散々悪口を言ったあげく、「またチャレンジするわ」と言って電話を切ったのが彼らしい。

 

 

後日談だが、家へ帰る途中「自分は人間の最底辺だ。安いオッパブへ行き、金をむしられ、そして悪口を撒き散らしている。こんな人間最低だ」と思ったらしい。

すると、路上でストリートミュージシャンが歌っていたらしく、何を思い立ったか、

「頑張って下さい」と言い、投げ銭を入れたんだと。

 

 

いや、誰が言ってんの?!?!

 

その日1日のバランス取ろうとすんなよ!!!笑

 

結果良いやつ、ってならないからな!